登録販売者試験|難易度はどれくらい?
全国の平均合格率は40%程度と高め
登録販売者試験は各都道府県で実施されているので、合格率はそれぞれで違います。年度によっても上下しますが、全国の平均合格率は40%ぐらいです。
易しい問題が出される都道府県では、時には60%という数字も見られます。
選択式の問題だけなのに50%を割り込んでいる事実から、難関試験と判断される方もいるでしょう。
マークシートでは、記述式のような完全な暗記が必要なく、単語を見れば思い出せるレベルで正解を導き出せます。なぜなら、消去法で正しい答えを見つけられるからです。
登録販売者の通信教育を受講すれば、空き時間で勉強していき、誰でも合格ラインである正答率70%に近づけます。
薬学特有の専門用語を覚えておこう
医薬品の販売が許可される資格ゆえに、薬学特有の専門用語が多く出てきます。
どういった症状に効くのかといった説明に関わってくる為、メジャーな成分などを覚えていかなくてはいけません。まったく化学を知らない方にとっては、時間がかかります。
目先の目標は登録販売者試験に合格することだから、試験によく出てくる専門用語から押さえるべきです。
始まったばかりの登録販売者試験は、書店の参考書だけではカバーしにくい難点があります。
したがって、要点がまとめられた教材がある対策講座がお勧めです。
薬事法改正によって大きく試験内容が変わってくるので、最新情報が反映された教材を選びましょう。
業務許可系の資格として破格の条件
業務許可系の資格としては、登録販売者は破格の条件です。
実務経験がなくても受験可能で、一定水準を超えていれば全員合格になるマークシート試験は、業務許可系では他にはありません。
会社の関連部署が取得するような内部的な資格ではなく、一般人がチャレンジして再就職活動に活かせる資格である点が、重要なポイントです。
医薬品という専門性が高い商品を扱えるから、小売店のほぼ全てが就職先になるだけの将来性があります。
まだ医薬品を販売していない小売店でも、新たに登録販売者を雇うだけで良いのです。
たった1回の登録販売者試験に合格するだけで、自分だけの専門性を確保できます。